念仏宗のは鎌倉時代だと知った

菩提寺が何宗かも知らない私。先日、義実家の親戚と話をしていて、お経に種類があることを知りました。よく、なむなむ とかいうから誰もがお経はなむなむでいいのかと思っていたのに、般若心経だったり、念仏宗だったり色々なんです。30代も半ばになると、知らなかったでは済まされないので、とても恥かしかったです。義実家の親戚筋は念仏宗という宗派の家族が多いそうで、そのことも知っていなさいといわれました。聞いたことないです、と言ったら鎌倉時代に生まれた宗派だそうで、驚きました。まだ子供が小さいので大きくなったら義実家の宗派のことなどは、答えられるようにしておかなくちゃ。あと着物の着付けが出来ないといったら、とっても心配されたので、練習しようと思いました。長男の嫁じゃないけれど、年寄りからしたら、一族の人間という扱いなので、やはり同調したほうがいいんだろうなぁとしみじみ。難しいことはできないけれど、できる範囲のことなら、夫の威厳を保つためにもがんばってみようかなって。年に一度の帰郷だしなぁ。

夫の死を乗り越えるために念仏宗に

朝起きたら夫が亡くなっていました。38歳の時でした。2人の小さな子供を抱えて、どうやって今日まで暮らしてきたか時々、記憶がない時間があるほどです。悲しみが消えた日はなく、彼がいない時間に少しづつ慣れていくだけ。慣れていくことも辛くて、何度連れて行って欲しいと泣いたか解りません、子供が笑っているのを見て、気持ちを持ち上げてなんとか日常を回す。そんな年月でした。悲しみは薄れはしない。そう気付いたある時、知人の紹介で念仏宗の本を読みました、お釈迦様の無常という言葉がどういう意味なのか、簡単な言葉で丁寧に書かれた本でした。まさに私に起きたことそのものが書かれていると思いました。念仏宗も他の宗派のこともよく知りませんが、私の心の一番底のあたりに染みていきました。彼は私たちの側にきっといる、そう心から思えてきたのです。どうしてかはわかりません。ただそう感じるようになったのです。勿論、まだずっと悲しいです。寂しいです。だけどほんの少しだけ、彼がいなくなってしまった人生を受け止められてきた気がします。